損切り(ストップロス)
損切り(ストップロス)とは?
「損失を限定するための注文のこと」です。
「ここまで下がったらマイナス決済する」と決めたり・予め注文を出しておきます。
損切りによって損失を最小限に食い止めることができます。
損切りができないトレーダーは絶対に生き残ることができないと言われるほど損切りは重要です。
何を基準に損切り注文を出すのか?
以下の3つを基準に損切り注文を出すのが一般的です。
1. 損失の許容範囲内で損切り
当然と言えば当然のことですが、
「損切り注文を出したが、注文が執行されるころには資産がほとんどない」
これでは損切りとは言えません。
その後のトレードへの影響を考えて設定する必要があります。
2.利益に見合った損切り
リスクに合ったリターンは常識です。
トレードスタイルによって、損切りの設定が変わってきますが
「その取引の利益に見合った損切りをすること」が大事です。
1円幅の利益を狙っているトレードで10円の損失まで受け入れるのは正しい損切りとは言えません。
3.テクニカル指標を基準に損切り
「移動平均線を下回ったら」
「トレンドラインを割ったら」
「乖離率が○%になったら」
などのテクニカル指標を基準に損切りのポイントを決めます。
もちろん1と2の損切り基準を満たしていることが大前提です。
以上の基準をもとに損切り注文を出せば「安全な取引」ができるようになってきます。
「損切りをする」 = 「負けを認めること」
になるので最初のうちは精神的に抵抗があるかもしれませんが確実に実行してください。
負けを認めないことは、最悪の事態に繋がります。
負けを認めることは、次のトレードに繋がります。
損切り(ストップロス)は絶対に行うようにしましょう。