雇用統計
「雇用統計」(重要度:AAA)
毎月第1週目の金曜日の 日本時間 22:30 に結果が発表されます。
雇用統計には「製造業就業者数・非農業就業者数・失業率・小売業就業者数」などの項目があります。
中でも重要なポイントは「非農業部門雇用者数」と「失業率」です。
市場の予想と結果が大きく異なる場合はかなりのレート変動をします。
経済の成長と深い繋がりを持っているとされています。
各国が雇用統計を発表していますが、
最も注目される雇用統計はアメリカです。
アメリカの雇用統計の「為替レートへの影響」は他国とは比べものにならないほどです。
非農業部門雇用者数とは?
「非農業部門」つまり農業以外の部門に雇用されている人の数です。
給与の支払いの記録を基に集計します。
「前月と比べてどれだけ雇用者が増減したのか?」が注目されます。
2箇所以上に勤めている人は重複して計算されます。
経済活動をしている人でも経営者や自営業者などの「雇用されていない人」は計算に含まれません。
失業率とは?
労働人口から見た失業している人の割合です。
「失業者÷労働力人口×100」で計算されます。
失業率は経済政策などの決定の要因になるので要チェックです。
「雇用統計」のまとめ
・重要なポイントは「非農業部門雇用者数」と「失業率」である
・非農業部門雇用者数とは「非農業部門」で雇用されている人の数である。
・失業率とは「労働人口から見た失業している人の割合」である。