消費者物価指数(CPI)
「消費者物価指数(CPI)」(重要度:AA)
毎月中旬 日本時間の22:30に発表される経済指標です。
消費者が購入する「商品の小売価格の物価指数」のことです。
消費者目線で「物価が上がったか?下がったか?」を示す指数です。
生産者物価指数(PPI)が「生産者」なのに対して
消費者物価指数(CPI)は「消費者」の物価指数です。
小売価格なので「卸の段階の価格」は計算に考慮されません。
消費者物価指数(CPI)は、インフレやデフレを考えるときにも重要な指標です。
「消費者物価指数(CPI)」の対象品目
消費者物価指数(CPI)の対象品目は、2000品目以上。
「購入頻度(よく消費するか)」「永続性(長期間の値段を調査できるか)」などの条件を満たしたものになります。
投資家に特に重要視される「消費者物価コア指数」
数値の変動の大きい「食品」と「エネルギー」を除いたものを「コア指数」と呼びFXでは最も重視されます。
「消費者物価指数(CPI)」の算出方法
ある時点を基準値100として、現在どのくらい変動しているか測り、
前月比、前年比などで表されます。
消費者物価指数:前月比+0.3%
消費者物価指数:前年同月比+0.3%
消費者物価コア指数:前年同月比−0.5%
消費者物価コア指数:前年同月比−0.1%
このような表し方をします。
「消費者物価指数(CPI)」のまとめ
・消費者目線で「物価が上がったか?下がったか?」を示す指数である。
・中でも重要なのは「コア指数」である。