住宅着工件数
「住宅着工件数」(重要度:A)
毎月中旬 日本時間の22:30 に発表される経済指標です。
その月に新規で建設開始(着工)された住宅の件数です。
住宅を建てるので天候などの影響を強く受けます。
経済面の影響から件数が増えたのかは「数ヶ月間の着工件数の推移」により判断することになります。
一戸建て・集合住宅などの区別・地域別での発表がされます。
(公共住宅は件数に含まれません。)
住宅着工件数の発表と同時に「建設許可件数」(着工前に建設の許可が必要な地域で建設が許可された件数)も発表されます。
住宅着工件数の捉え方
天候以外に大きく影響を与えるのが「金利」です。
一般的なサイクルとしては
金融緩和(利下げ)→着工件数増加→好景気→金融引き締め(利上げ)→着工件数の減少→不景気→金融緩和(始めに戻る)
となります。
住宅着工件数が増加傾向にある時期は景気が良くなっている
住宅着工件数が減少傾向にある時期は景気が悪くなっている
このように捉えることができます。
住宅着工件数のまとめ
・住宅着工件数とはその月に新規で建設開始(着工)された住宅の件数である。
・一戸建て・集合住宅などの区別・地域別で発表される。
・天候や金利の影響を強く受ける。